肩こり専門伏見パーソナルジム・整体院

なぜ呼吸は浅くなるの? 【呼吸と健康の深...

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今回は、日々の生活で意識することが少ない「呼吸」に焦点を当て、なぜ呼吸が浅くなってしまうのか、その原因と対策について詳しく解説していきます。

呼吸は、私たちの健康に深く関わっています。呼吸が浅い状態を放置すると、身体に不調を引き起こす可能性があります。
ぜひ、この記事を読んで、呼吸を見直すきっかけにしてください。

呼吸が浅くなる原因とは?

呼吸が浅くなる原因は、多岐にわたります。
主な原因として、以下のものが挙げられます。

  1. 姿勢の悪化
    猫背などの姿勢不良は、胸の筋肉や肋骨が動きにくくなり、呼吸を浅くします。特に、デスクワークや長時間のスマホ使用は、姿勢が悪化する原因となります。
  2. 運動不足
    運動不足は、呼吸に関わる筋肉(横隔膜など)の衰えにつながります。横隔膜の動きが悪くなると、呼吸が浅くなるだけでなく、内臓機能の低下も招く可能性があります。
  3. ストレス
    過度な緊張や不安感は、呼吸を浅くする原因となります。ストレスを感じると、無意識のうちに呼吸が速く、浅くなっていることがあります。
  4. 長時間のスマホ・デスクワーク
    同じ体勢での作業は、呼吸筋を硬直させ、呼吸を浅くする要因となります。特に、首が前に突き出るような姿勢は、呼吸を阻害する可能性があります。

呼吸が浅くなる影響について

呼吸が浅くなることで、さまざまな健康上の問題が引き起こされる可能性があります。

  1. 血中酸素濃度の低下
    酸素不足は、細胞の活動を低下させ、疲労感や倦怠感を引き起こします。また、集中力や記憶力の低下にもつながることがあります。
  2. 肩こり、首こり、頭痛
    呼吸が浅くなることで、首や肩の筋肉が緊張し、肩こりや首こり、頭痛になりやすくなります。特に、肩甲骨周りの筋肉が硬くなりやすい傾向があります。
  3. 睡眠障害
    呼吸が浅いと、睡眠中に十分な酸素を取り込めず、睡眠の質が低下する可能性があります。睡眠不足は、日中のパフォーマンス低下や、さまざまな健康問題の原因となります。
  4. 自律神経の乱れ
    呼吸は自律神経と密接に関わっており、呼吸が浅くなると自律神経のバランスが崩れることがあります。自律神経の乱れは、めまい、動悸、便秘、イライラなど、さまざまな不調につながる可能性があります。
  5. 内臓機能の低下
    横隔膜の動きが悪くなると、内臓を圧迫し、内臓機能を低下させる可能性があります。特に、消化機能の低下は、便秘や下痢などの消化器系の問題を引き起こすこともあります。

呼吸を深くするためには?

日々の生活習慣を見直すことが、呼吸を深くするためには大切です。

  1. 姿勢を改善する
    正しい姿勢を意識することで、肋骨や胸の筋肉の動きをスムーズにし、呼吸を深くすることができます。デスクワーク時は、椅子の高さを調整し、画面が目の高さになるように心がけましょう。
  2. 適度な運動をする
    ウォーキングやヨガなどの有酸素運動は、呼吸筋を鍛え、呼吸を深くする効果があります。特に、腹式呼吸を意識した運動は、横隔膜の動きを活性化し、呼吸機能を高めます。
  3. 腹式呼吸を意識する
    腹式呼吸は、横隔膜を大きく動かすことで、肺に多くの空気を取り込むことができます。リラックスした状態で、鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹を膨らませ、口からゆっくり息を吐き出すことを意識しましょう。
  4. ストレスを解消する
    ストレスを感じた時は、深呼吸をする、瞑想をする、音楽を聴くなど、自分にあったリラックス方法を見つけましょう。十分な睡眠をとることも、ストレス解消に効果的です。
  5. 呼吸を意識したトレーニングをする
    呼吸筋を鍛えるトレーニングを取り入れることで、呼吸機能を高めることができます。当店では、呼吸に特化したトレーニング指導も行っております。

呼吸と腹式呼吸

呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸の2種類があります。
通常、私たちは無意識のうちに両方の呼吸を織り交ぜて行っています。
しかし、ストレスや緊張を感じると、胸式呼吸が増えて、呼吸が浅くなってしまいがちです

  • 腹式呼吸:
    横隔膜を大きく動かすことで、肺に多くの空気を取り込む呼吸法です。
    リラックス効果が高く、自律神経のバランスを整える効果も期待できます。
  • 胸式呼吸:
    胸の筋肉を使って呼吸する方法です。
    短時間で多くの酸素を取り込むことができますが、交感神経を刺激しやすく、リラックス効果は低いとされています。

日頃から腹式呼吸を意識することで、リラックス効果を高め、呼吸を深くすることができます。

ミトコンドリアと呼吸の関係

ミトコンドリアは、細胞内でエネルギーを生成する重要な役割を担っています。
私たちが呼吸によって取り込んだ酸素の約90%以上が、ミトコンドリアでエネルギー生成に使われるのです。

姿勢が悪く、呼吸が浅い人は、エネルギーを生成しづらくなり、疲れやすくなったり、肩こりや腰痛などの痛みを引き起こしやすくなります。

姿勢を改善し、呼吸を深くすることで、ミトコンドリアの働きを活性化し、エネルギーを効率的に生成することができます。

まとめ

呼吸は、私たちの健康に不可欠な要素です。

呼吸が浅くなると、さまざまな不調を引き起こす可能性があるため、日頃から呼吸を意識し、深くすることを心がけましょう。

姿勢改善、適度な運動、腹式呼吸、ストレス解消など、さまざまな方法を試して、自分に合った呼吸法を見つけてください

呼吸に関するお悩みがある方は、肩こり専門伏見パーソナル整体院にご相談ください。
専門的な知識と技術で、健康をサポートいたします

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